執筆者:深澤史和(力道場静岡 代表)
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キックボクシング人口の増加は嬉しい反面、残念な現実も…
ここ数年、キックボクシングを始める方が本当に増えてきました。
これは、キックボクシングを教える私としては、とても嬉しいことです。
しかし一方で、指導力のない方が自己流で教えているジムが増えていることに、
少し残念な思いもあります。
ラーメンで例えるなら、
名店でしっかり修行した方が独立して繁盛店になるケースもあれば、
修行経験も実績もない方が自己流で始めて、残念な味になってしまうお店もあるようなものです。
間違ったやり方を覚えた生徒は、本当に可哀想です
先日、他のジムでキックボクシング経験のある方が、引越しを機に当ジムに通ってくれるようになりました。
その方は、基本のフォームが間違って身についてしまっていて、それを修正するのにご本人も苦労されていました。
むしろ、まったくの初心者のほうが成長が早いと感じるほどです。
なぜこうしたジムが増えてしまうのか?
そうしたジムに限って宣伝が上手なので、生徒数は多かったりします。
私はそういった宣伝は一切していないので、正直なところ、私にはなすすべもありません。
ですが、もしあなたが、このブログを読んでくれているのなら、せめてジム選びで失敗しないように、次のことだけは知っておいてください。
良いジムを見分ける2つのポイント
- そのジムに、プロ選手としてチャンピオンが過去・現在いるか?
- 身体の構造・力学に基づいた指導をしているか?
たとえば、ジャブ一つとっても、
足の使い方、腕の動かし方、
体の構造に基づいた説明ができる指導者と、「感覚でやってみて」と教えるだけの人では、生徒の成長に大きな差が出るのは当然です。
指導力のない指導者の下で学ぶ危険
キックボクシングがABEMAやU-NEXTなどで放映されることで、人気が高まり、競技人口が増えるのは喜ばしいことです。
でもその反面、
何の理論も持たない指導者が増えているのも事実。
それを目の当たりにすると、
私は悔しい気持ちになります。
夜叉猿選手、6月27日(金)K-1 Krushのメインに登場!
さて、今月6月27日(金)、
当ジム所属の夜叉猿選手が、
K-1 Krushのメインイベントに出場します。
地方都市のジムに所属する選手が、
メイン試合を任されるのは珍しく、
これは本当に名誉なことです。
当ジムでは、過去に10名以上のチャンピオンを輩出してきました。
そして、今も毎月のように、
アマチュア選手たちが試合に出場しています。
勝つ選手もいれば、負ける選手もいますが、その中で正しい技術を身につけ、
安全に、着実に成長できる環境を整えていると自負しています。
正しい技術は、成長だけでなく「怪我の予防」にもつながる
正しい技術を身につけることで、
怪我のリスクも大きく減らせます。
なぜなら、
体の動きや可動域を理解した上で動くからです。
怪我というのは、
本来の身体の構造に反する動きをしたときに起こるもの。
つまり、正しい知識と技術は、
安全に成長するためにも欠かせないのです。
私の使命は、正しい技術で「人を育てること」
指導者とは、
ただ技を教える人ではありません。
生徒の身体を預かり、人生の一部を預かる立場です。
だからこそ、私は今後も、
正しい技術に基づく指導で、心身ともに強い選手を育てていく。
その想いを胸に、指導を続けていきたいと思っています。
あなたも、もしキックボクシングを始めるなら、
「どこで、誰に、何を教わるか?」を、ぜひ大切にしてください。
それは、あなた自身の未来を左右する大切な選択です。
力道場静岡 代表 深澤史和